しつけ、犬種の限界

※長文です

できたと思っていた最低限のしつけが不十分だった。

 

 トイレ:サークル外ではどこでもする。

マテ:犬の視界から消えると即食べる。 

座れ/伏せ・お手/オカワリ:混同している。

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犬種の限界を感じた

室内飼いの場合、トイレのしつけは重要だ。

できなければほぼサークル内での飼育になるから。

籠に閉じ込めて飼うのであれば、犬<鳥 を飼うほうがいい。

 

以前飼っていたマルチーズは同様のしつけで難なくこなせたが、今回は倍以上の時間を既にかけて、できていない。

1500年間もの改良期間のなかで日本では室内犬にしつけは不要だったのだろうか。

さらに観察を続けて気づいた!

(世話でなく)観察が楽しいことに!

ひょうきんな表情、首を振りながら楽しそうに歩いたり、急に猛スピードで円を描くように走ったり、叱っても直後にやさしくすれば全く根にもたず寄ってきたり、攻撃性が皆無、抱くと途端におとなしくなるなど観察者を思わず笑わせるしぐさが詰まっている。

忘れていた、狆は庶民の犬ではなかった!使用人をもつ富裕層向けの犬だった!

だから、抜け毛が多少あったりしつけができなくても、使用人が始末するので飼い主にとってそんなことは重要ではなかった。それ以上に飼い主を笑わせる生きたおもちゃとして、洗練された犬だった。時代に合わないだけで。(しつけ含む)世話は他の人に任せ、気が向いた時だけ可愛がるには最高の犬。

そして、使用人をもつ層が日本で激減した時、同時に、狆も激減した。

 そういえば、近所のブリーダーが言っていた。

「ブリーダー仲間に勧められて始めた犬だけど、飼っている内に取扱い犬種で一番かわいいと思い始めた。どうして人気がでないのか不思議だ。」

デヴィ夫人も飼っているそうだ。

世話と観察を分けて考えられる人には依然好かれるようだ。(ペット業界従事者or使用人もつ富裕層)

もし、未来に奴隷制を採用することになったら、再び人気犬種になれる。

 

しかし、現在、ほとんどの人にとって「しつけ世話」と「観察」は不可分だ。使用人を雇っている人は少ない。また、仕事であれば、200回でしつけが入らなければ300回でも何回でも教えられる。仕事なので。

一方で、一般の飼い主は、癒しを求めて飼った犬がなかなかしつけが入らず、何百回も室内で粗相をされたら耐えられない。愛嬌あるしぐさでは補えない。プライベートなので。

飼い主には、しつけが楽な犬を提供したい。

 

しつけに関する能力が高いといわれているパピヨンの力を借りることに。

パピヨンは200年かけてゆっくりと品種改良を行ってきた犬種のためキャバリアより遺伝疾患の個体が少ない。さらに、キャバリアよりパピヨンの方が抜け毛が少ない。体格も小さい。

真ノ狆の定義を変更しました。

【変更前】真ノ狆=キャバリア×狆 ※垂れ尾になる恐れ、サイズ大になる恐れ

【変更後】真ノ狆=パピヨン×狆 ※半立耳になる恐れ、短吻種でなくなる恐れ

 ※狆の特徴から遠ざかって、何の特徴もなくなってしまう最大の恐れには、スヌーピー柄の個体が生まれるよう計画繁殖させて対応することに。

※定義変更により真ノ狆=超初心者向けの飼い易さになる。よって、目的が被りかつ狆との同化は難しい讃岐犬は取扱い犬種から削除しました。 目的のないミックスは生産しない方針。

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気長に

笑わせる為の愛嬌しぐさの代償に、しつけの為の知能を削った犬。(トレードオフ

良い悪いでなく、それがこの犬の特徴、能力分布だと改めて思った。時代に合わないからといって1500年かけて尖らせてきた犬が絶えてしまうのは惜しい。

求められる能力をもった一代交雑種を市場に出回らせ、原種は繁殖用としてブリーダーが犬舎内で保有する形をとれば、市場に文化の断片を供給しつつ需要を一定に保ち、細々と狆を存続させていける 。計画方針に変更なし。

 幸い、ブリーダー宅ではトイレのしつけは重要ではないから、気長に観察を続けたい。