雑記>食肉加工

前回の食肉加工の仕事、実は1日で辞めようとした。

 

食品関係で素手での作業は初めてだった。薄いゴム手袋一枚、あるのとないのでは手へダメージが全く違う。手から不浄の臭気が漂う。

勉強して勉強してブッチャーになる。やりたかった仕事はこれだったのかと自問自答すると倒れそうになった。精神的ダメージもでかかった。

衛生面/待遇面でもゴム手袋はあったほうがよくみえるが、理由はゴム手袋の破片混入を防ぐため。クレームがはいるとその時間帯につくった製品をごっそり自主回収・廃棄しなければならないから。企業の損失が大きいのだ。現場にしわ寄せがきている。

 

素手にしてノーコストでリスクをなくしたつもりかもしれないが、その分、作業員が長続きせず採用コストがかさんでいる。薄くて破れにくいゴム手袋の導入を検討してくれと思った。

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カップ麺の肉、メキシコの枝肉、重労働(解凍し検品し再冷凍しカット)

 

食肉処理場で勤務経験のあるおっさんと出会った。

食肉加工が素手できついと漏らしたところ、食肉処理場(鶏)ではもっときついよと、鶏の頭を無理やり押さえつけてどんどん包丁で首をはねていくよと、貴重な話を聞くことができた。現代でも人の手でそのような殺され方をするのか。

 

動物愛護に興味関心のなさそうなおっさんでさえ、さっきまで生きとったもんをかわいそうだわー、高時給でも無理だわーというのを聞いて食肉加工の現場からアニマルウェルフェア(動物福祉)に関する何かが見えるかもしれないと思い、1か月やってみることに決めた。

 ※無理を言って手袋をつけさせてもらった。感謝

 

つづく